私が入手したのは、もちろん復刻版です(^−^;
著者はフランスのレオポール・ショヴォ(1870-1940)という元医師の方で、訳者の山本夏彦氏が渡仏していた10代の頃に愛読していたようです。
「年を歴た鰐(わに)の話」の他、「のこぎり鮫とトンカチざめ」「なめくぢ犬と天文学者」が収録されていますが、「年を歴た鰐の話」がいちばん心に響きました。
イラストもまた良い味を醸し出しています。
ストーリーは──
ピラミッド建立の頃から生きていた、年をとった鰐、リウマチで思うようにからだが動かなくなって今までのように生きた魚を食べることすらできなくなります。
そこで彼は、曾孫の鰐を寝ている間に食べてしまいます(><、
母親である孫の鰐はそれに気づいてにがい涙を流します。(ここで「人でなし!」と叫ぶところが好き。そりゃそうだ、鰐だもの。笑)
親族会議で彼を殺してしまおうということになるけれど、雄の鰐みんなで飛びかかっても数十世紀かけて厚くなった皮には歯が立たず、子孫の不遜に耐えられなくなった彼は(相当、自分を棚に上げてます)海へ逃げ出します。
海水と日光浴で思いがけずリウマチが良くなってきたところで、12本足の蛸に出会います。
魚をたくさん捕ってきてくれる蛸と仲良しになって紅海の離れ岩に居つくものの、夜になって蛸が寝るたび、誘惑に負けてコッソリ足を1本ずつ食べてしまいます(ーー;
最終的には足がなくなって動けなくなった蛸を、介抱するふりをして寝ている間に食べてしまい、愛する友がいなくなったことで彼はにがい涙を流します。(ちなみに英語でワニの涙"crocodile tears"とはウソ泣きのことだそうです)
ひとりになった彼は退屈し、エジプトに帰ることにします。
生まれ故郷に戻ってきた彼に待っていたこととは……?!
子供の頃はだいぶ読んでいたのにね。
でも、さすがに30万は出せないなあww
私もさすがに30万は出せませんww
血迷って買ったとしても、こわくてページがめくれなそう…
私この作品の福音館書店版を持っています。
スパイダーウーマンさんの本の方が味わいがありそうですが、作品のトーンが独特でいいですよね。
ここで出会えて、びっくりしました。
ご無沙汰しております。
福音館書店版もあるのですね!
まさか知り合いで持っている人がいるとは思っていませんでした、驚きです!